ストーリー性のある商品を提供し 栄光グループ、そして宝飾業界の未来をつなぐ

栄光ホールディングス株式会社

代表取締役会⻑ ⼩⾕ 年司

TOSHIJI KOTANI

2026年に創業80周年を迎える栄光グループは、日本の宝飾業界の歩みとともに成長を続けてきました。社会情勢が激動する現在でも比較的安定しているこの業界ですが、私たちは今一度、自分たちの立ち位置やラグジュアリーとの向き合い方を見つめ直したいと考えています。
価格帯の二極化が進む中、近年ではハイブランドが順調に売り上げを伸ばしていますが、その一方で商品の魅力を詳細に説明できる人材が慢性的に不足しています。現在の宝飾業界では、華美な装飾や合理性を追求するデジタル化社会への反動で、シンプルかつ高品質な一点ものが好まれる傾向にあります。宝石が持つ永続性や神秘性が、お客様が購入を考える上での重要なファクターになっていると言えるでしょう。

かつては、当社が主要な取引先としていた小売店が、こういった商品のプレゼンテーションに長け、高度経済成長からバブル経済の時代の中で勢いを見せていました。栄光グループの創業者であった私の父も、小さな店の経営者と毎日、熱心に仕事の話をしていたことが思い出されます。その後の不景気もあり、現在、小売店は軒並み数を減らしていますが、一部では優秀な後継者も育っています。こういった人材や店舗が大手企業にできないアクションを見せることで、宝飾業界の将来は、より豊かなものになると考えています。仲卸業者である当社も、高品質かつストーリー性のある商品の供給に務めることで、宝飾業界を支えたいと思っています。

現在、栄光グループ全体で進んでいる若返りについては、私も全面的に応援しています。私自身、社員のみんなとはファミリーのような関係でありたいと思っており、組織や仕事を愛せるような体制をつくるためには、いかなる協力も惜しみません。80年培った伝統を受け継ぎつつも、まだ見ぬ可能性を追求し、さらに成長することを願っております。

グループ全体の若返りによって 次の世代にラグジュアリーの価値観を伝える

栄光ホールディングス株式会社

代表取締役社長 ⼩⾕ 進

SUSUMU KOTANI

栄光グループでは、かねてより進めていた組織の若返りが着実に成果を見せています。
トップの交代による次世代へのバトンタッチが行われたことに加え、若手社員を中心に設立された「未来研究所」において、仕事のやりがいや会社の魅力を高めるためのプログラム開発に取り組んでいることが、その成果につながっていると言えるでしょう。
この世代交代は、ベテラン勢が組織に対するロイヤリティの意識を高く持ちながら若手の成長を見守るなど、お互いを尊重する気持ちがあったことから成し得たものです。自主的に考え、行動して成長できるような組織づくりを、今後もさらに進めていきたいと考えています。
また、若い世代にジュエリーの魅力を伝えるための取り組みも推進しています。毎年3月に大阪で開催している西日本最大級の宝飾展示会「ANTHOLOGY」では、2024年度より自社宝飾ブランドのプロモーション活動の一環として、次世代を担うアンバサダーを選出する「MISS ANTHOLOGY」というプログラムを実施しております。選出されたアンバサダーは、イタリアでの研修旅行に派遣され、現地のジュエリー文化や技術に対する理解を深めています。このプロジェクトは、若い世代の視野を広げるとともに、業界全体の活性化にも寄与する有意義な取り組みとなっております。そのほかにも栄光グループでは、広告コンテストや絵画コンテストの開催など文化的活動にも積極的に取り組み、次世代を担う若者たちの夢の実現を後押ししています。
社会全体で持続可能な未来の実現を目指している現在、栄光グループでは「みんなで享受して心を豊かにするラグジュアリー」を提唱し、長い歴史の中で紡がれてきた高級時計や宝飾のもたらす価値観を、さらに先の時代、そして幅広い層へと伝えていく所存です。

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